「海辺のロンドン」と呼ばれるブライトン&ホーブですが、ショッピングセンターやレストランなどが充実しており、またイギリス文化の象徴であるパブやクラブなどで放課後や週末を過ごす事が出来ました。私が滞在した期間は冬だったので街は落ち着いた雰囲気でしたが、夏になれば街をあげてのお祭りやゲイフェスティバルなどイベントが盛りだくさんの様で全く異なった顔を持つそうです。
さて、私は「Regent Brighton」に1ヵ月間滞在しましたが、まさに最高の時を過ごす事が出来ました。教師陣の質も非常に高く、経験豊富でプロ意識を持っており、さらにフレンドリーな方々ばかりでした。
気になる生徒の人数や出身国ですが、これはまさに時の運としか言えず年や季節などによって左右されるそうです。ちなみに、私が滞在したときは、総数80人と比較的少数の中で、60%がサウジアラビア出身でした、そしてその他に英国以外のヨーロッパ圏からスペイン・スイス・イタリア・ポーランドそしてトルコ出身者がそれぞれ2~5人ほどいました。アジアからは韓国そして日本が中心で、日本人は私を含め5人ほど滞在していました。
クラスはレベル1〜9までありましたがレベル7から上はノン・ネイティブ向けのコースで私が滞在したときはそのレベルに達する生徒が多くなく、一番上がレベル6までという状況でした。初日にクラス分のプレイスメントテストがありますが、文法と基礎的な会話のテストで日本の大学受験の英語をしっかり経験された方なら中上位のクラスに入れると思います。実際、私は運よくレベル6に入ることが出来ましたが私以外にも日本人は3人ほどおり、みな授業以外でも常に英語を話しておりモチベーションは高かったです。授業風景ですが、基本的にテキストに沿って授業が行われましたが、常に脱線してテキストにやや関係のある社会問題(アメリカ大統領選やイギリス政治)や文化(イスラーム文化や日本のポップカルチャー)について議論しあい、紹介しあったりしていました。しかし、英語や文化を学ぶということでこれほど有意義なものはありませんでした。こうした議論の中で、いままで習ってきた世界史や日本史の知識が本当に役に立ち、議論に深みを利かせることが出来ました。レベル3、4では、やはり文法を基礎とした授業らしいですが、努力しだいで本当に著しい英語力の向上が見られるそうです。このほかにも中上級者向けのコースとしてケンブリッジ英検(FCE )コースが開講され、試験うんぬんに関わらず英語力の向上に非常に好評だと聞きました。
ホームステイ先、ホストファミリーも大きく運に左右されるものの1つですが、Regentの場合あまり大きなトラブルがあったとは聞かずアコモデーションもしっかりしていることがRegentの優れているところではないでしょうか。私の場合も子供が独立してホストマザーの一人暮らしのところにステイさせてもらいましたが、ホストとして経験豊富で料理も非常においしく、二人でいろいろな会話をしながら1か月間お世話になりました。立地も、学校や大通りまで歩いて10分と好条件でした。
放課後は、週末は世界各国から来た友人たちとさらに友好を深めることが出来ました。初めの3日間こそは時差ボケで夜9時にはベッドに倒れていましたが、毎週木曜に学校が企画するパブ飲みに参加してからは友人がたくさんでき、学校生活がさらに楽しくなりました。また、パブに行ってから朝までクラブに踊り続けるなんて日もありました。ほかにも週末にアラブの友人たちとチームを組んでまったく知らない人たちと対戦したりもしました。スポーツ好きにはたまらない環境だと思います。
その他にも週末にオックスフォードやケンブリッジ、バース・ストーンヘンジといったイギリス観光地に行くツアーに容易に参加することができ、そこでも様々な出会いがあるでしょう。私は、ロンドンに「オペラ座の怪人」を見に行くツアーに参加しましたが、本当に素晴らしかったです。
初めのうちはなれない環境で緊張してしまったり、なにをしていいか分からないかもしれませんが、多少無茶をしてでも一歩踏み出すくらいで、海外(特に欧米)ではちょうどいいくらいだと思います。イギリスを楽しむ最大の秘訣は新しい環境をとにかく楽しもうとポジティブに考えることです。みな初日からどしどし話しかけてきてくれるほどフレンドリーなのですぐに友達がたくさんできますし、日本では絶対にできない様な体験や聞けない話がきけます。そして、最後はどれだけ我々日本人の愛すべき個性である「シャイ」「サイレント」という殻から抜け出せるかということではないでしょうか。 |